旧三井家下鴨別邸での和装フォトウェディング・前撮り。撮影にかかる費用や、ロケーションの魅力をご紹介
更新日:2022.12.15
重要文化財に指定されている、旧三井家下鴨別邸。長い歴史を持ち、京都の風情が感じられる庭園と建物は、和装のフォトウェディングを美しく演出してくれるロケーションです。 この記事では、旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングを検討中の花嫁さんに、ロケーションのおすすめポイントや撮影にかかる費用、撮影費用の節約ポイントなどについてご紹介します。
<<旧三井家下鴨別邸のおすすめポイント!>>
- 和装フォトウェディングにぴったり
- 白無垢も色打掛もおすすめ!
- 秋の紅葉撮影にぴったりのロケーション
- 大正ロマン風の撮影にも
目次
旧三井家下鴨別邸はどんなロケーション?
下鴨神社にほど近い、国の重要文化財
旧三井家下鴨別邸は、鴨川デルタ内、下鴨神社から徒歩3分ほどの場所にある近代和風邸宅。主屋・玄関棟・茶室の3棟があり、明治時代〜大正時代にかけて作られた建物は、書院造りが採用されながらも洋風のあしらいがあり、大正ロマンの雰囲気が感じられます。
紅葉時期には秋の特別公開などもイベントも
秋の紅葉が見頃の時期には、普段は非公開とされている主屋2階・3階の望楼の特別公開が行われ、京都らしい紅葉を楽しむことも(2022年度は11月17日〜12月6日)。また、館内のお座敷で行われるヨガイベントや、夏の夜間のランタンナイト、期間限定で閉館後の夜に1日1組限定のディナーを楽しめるなど、さまざまな体験を通して重要文化財の雰囲気と美しさを楽しむことができます。
結婚式を行うことも!
旧三井家下鴨別邸では、結婚式を行うこともできます。ご家族での挙式に加え、館内で会食を行うことも可能。重要文化財を会場に、京都らしい結婚式を挙げるという特別なウェディング体験ができます。実際に結婚式場として使われているということで、ご家族を招待してのフォトウェディングも安心して行うことができるでしょう。
旧三井家下鴨別邸の特徴やおすすめポイント!
茶室での撮影が可能
旧三井家下鴨別邸では茶室でのフォトウェディングが可能。和装撮影なら一枚は撮っておきたい、正座ポーズもしっかり撮影できます。また、縁側に向かって座るショットや、ひざまくらショット、折り鶴シャワーなど屋内ならではのウェディングフォトが残せるのも魅力です(茶室の利用には別途予約・利用料が必要です)。
家族でのフォトウェディングにも◎
ご家族と一緒にフォトウェディング撮影をするのにも、旧三井家下鴨別邸はぴったりです。落ち着いた雰囲気の日本庭園と邸宅は、ご家族もゆったりと過ごせるロケーションで、和やかな撮影ができます。また庭園には、夫婦が仲良く寄り添うように立つ2本のムクの木「夫婦椋(めおとむく)」が縁結びの象徴としてあり、夫婦円満を願いながら縁起の良い撮影が叶います。
紅葉など四季の自然が美しい
丁寧に手入れされた日本庭園では、季節の美しい自然を楽しみながら撮影ができます。新緑やあじさい、紅葉と、京都の風情が増すような景色の中でウェディングフォトを残せます。庭園内には池もあり、季節の自然の美しさがより感じられる風景です。
大正ロマン風の撮影ができる
大正時代にその長い歴史を歩み始めた旧三井家下鴨別邸では、和の風情が感じられる建物でありながらも洋の要素が加えられているため、大正ロマン風のフォトウェディングをしたい花嫁さんにもおすすめのロケーションです。新郎新婦お二人の衣装を洋装と和装になるように組み合わせたり、クラシカルなタイプの洋装を着たりなどの撮影も楽しめるでしょう。
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングに合わせる衣装は?
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングには、どんな和装を合わせたらよいでしょうか。
白無垢も色打掛も似合う!
重要文化財の奥ゆかしさが感じられる旧三井家下鴨別邸には、白無垢も色打掛も似合います。新婦さんの清らかさが漂う白無垢は繊細な造りの日本家屋と調和し、色打掛もその色柄の華やかさが歴史的建造物の厳かな雰囲気に彩りを加えます。お好みの雰囲気に合わせて白無垢と色打掛を選んでみてくださいね。
もし白無垢と色打掛のどちらを着るか迷ったら、撮影時期によって決めるのも一つの方法です。例えば、あじさいや紅葉の時期なら、その色合いを引き立たせるために白無垢を合わせます。反対に新緑など、色鮮やかなお花がなく、シンプルな背景での撮影になりそうな場合は、色打掛の色柄がしっかり写真に映えるでしょう。
もちろん、衣装の選び方に決まりはありません。一番大切なのは、一生に一度のフォトウェディングで自分が好きな衣装を着ること。もし迷った時には、上記を衣装選びのポイントとして参考にしてみてくださいね。
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディング費用・節約ポイント
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングにかかる費用について解説します。
費用は約20〜40万円程度
一般的なフォトウェディングの金額は、スタジオやプラン、衣装、ヘアメイクやフォトグラファーの指名料の有無などにもよりますが、おおよそ20〜40万円程度。旧三井家下鴨別邸は、入館料が大人一人につき500円必要となります。庭園に加えて、茶室での撮影をする場合は利用料金が平日で5300円、土日祝日で6300円がかかります。
IN MY LIFE PHOTOGRAPHYに依頼した場合の料金目安
今回の記事で紹介しているIN MY LIFE PHOTOGRAPHYさんだと約23万円で旧三井家下鴨別邸での撮影が可能です。
ただ、ドレスの着数や撮影時間、ブーケ、アルバムなどオプションを追加する場合は料金も変動しますので、オプションを考えていたり撮影のこだわりがある方は契約前に確認してみましょう。
フォトウェディングの費用を安く抑えるには?
フォトウェディング費用をできるだけ抑えたい場合、以下のような工夫をしてみるのもよいかもしれません。
平日に撮影する
土日祝日よりも平日の方がプラン料金がリーズナブルなので、新郎新婦さんでお休みを合わせられれば、平日に撮影するのがおすすめです。土日祝日アップ料金が2万円〜6万円程度上乗せになるスタジオもあるため、平日であればその費用を抑えることができます。また、旧三井家下鴨別邸の場合は茶室の利用料金が平日と土日で1000円違うので、大きな額ではないかもしれませんが、ここでも節約が可能です。
こういった土日祝日で変わる料金は、写真や衣装のクオリティを下げなくてもタイミングさえ合えば大きく節約できるポイントなので、上手に利用しましょう。
混雑時期を避ける
撮影スタジオによっては、紅葉の人気シーズンでの撮影には、シーズン料金を上乗せする場合があります。料金もスタジオによりますが、おおよそ2〜3万円程度。もし、紅葉との撮影にこだわらないという新郎新婦さんは、その時期を避けることである程度フォトウェディング費用を節約できます。(※撮影料金の詳細についてはIN MY LIFE PHOTOGRAPHYにお問合せください))。
ブーケをレンタル
もしブーケにこだわりがなく、少しでも撮影にかかる費用を節約したい花嫁さんは、ブーケをレンタルするのもあり。その場合、お花は本物(生花)ではなく、アーティフィシャルフラワーやドライフラワーになります。さまざまなサービスがありますが、3泊4日で6万円〜が相場のようです。通常、生花のブーケだと、お花の種類やボリュームによっても変動しますが2〜3万円ほど。レンタルをすれば、少なくとも1万円程度は節約できるでしょう。
アルバムをDIY
スタジオのプランではアルバムを頼めるプランもありますが、自分でDIYをすることで費用を抑えられます。スタジオでアルバム制作を依頼すると、ページ数や表紙の素材の種類によって大きく変動しますが、おおよそ1冊2万円〜15万円程度。スタジオでの注文でアルバム代を節約する場合、2万円〜3万円台だと、ページ数が4〜6ページとかなり少ないボリュームになります。
自分で印刷会社や写真屋さんなどに依頼する場合は、1万円台でも40ページほどのアルバムに。納品もスタジオに比べると早いところが多く、10日程度で届くサービスもあります。また、レイアウトや表紙のデザインを選ぶなど自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。
最近では、印刷会社や写真屋さんだけではなく、ハンドメイドマーケットやスキルシェアサービスに依頼しておしゃれなフォトブックを作ることも可能。節約しながら、好みのアルバム制作にかける時間も楽しそうですね。
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングで押さえておきたいポイント
フォトウェディング撮影を検討している新郎新婦さんが押さえておくと役立ちそうなポイントをまとめてみました。
茶室での撮影には事前予約が必要
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングで人気のある、茶室での撮影。茶室を利用する場合は、事前予約・利用料金のお支払いが必要となります。撮影日の6ヶ月前〜10日前まで受け付けているので、春の桜の時期や、秋の紅葉時期は早めにIN MY LIFE PHOTOGRAPHYに申し込みをして日にちを押さえてもらうとよいでしょう。
利用料金は先述の通り、平日5300円、土日祝6300円。IN MY LIFE PHOTOGRAPHYに申し込む場合はお任せして大丈夫ですが、もしフリーカメラマンに依頼する場合は、当日現金での支払いになるので事前に確認しておくと当日スムーズに撮影が進められそうです(事前の支払いも相談可)。
飲食物の持ち込みNG。カフェは利用可能!
旧三井家下鴨別邸の茶室には飲食物の持ち込みが不可のため、フォトウェディングの撮影小物としておだんこやドーナツなどのお菓子を持ち込んで食べているポーズで撮影、ということができません。ただ、併設のカフェがあるため、抹茶セットやカフェラテをいただくことは可能です。抹茶を飲みながらの撮影も、和の風情が増して素敵なウェディングフォトになりそうですね。
食べもの以外で撮影小物を持ち込みたい場合は、和装に合う習字や、折り鶴、扇子、「結婚しました」と書かれたガーランドなどがよいでしょう。お二人のイニシャルのオブジェや、好きなキャラクターのぬいぐるみ、プロップスなども人気のアイテム。
ブーケを持ち込むなら、まりのように丸い形をしたボールブーケや、ボールブーケのような形でお花を使わないつまみ細工ブーケ、扇子にお花をデコレーションした扇子ブーケ、水引が和の雰囲気をよりプラスしてくれる水引ブーケが和装フォトウェディングにぴったりです。もちろん、ドレスに合わせるようなブーケも、かっちりとしすぎずカジュアルさが加わってよく似合います。
旧三井家下鴨別邸での撮影の流れ
IN MY LIFE PHOTOGRAPHYでの旧三井家下鴨別邸で撮るフォトウェディングは、次のような流れとなっています。
- 問合せ
- お打合せ
オンライン or ご来店にてヒアリング(約1時間) - 見積りの提示
- 契約手続き・撮影日確定
- 衣装合わせ、撮影小物の決定
- 撮影
- 納品
旧三井家下鴨別邸で、最高の和装フォトウェディングを
歴史ある重要文化財の旧三井家下鴨別邸は、お二人はもちろん、ご家族を招いてのフォトウェディングもできるロケーションです。美しい建物や庭園の景色を楽しみながら、素敵な和装撮影を楽しんでみてくださいね。
「あなたの人生の愛を撮ろう」がコンセプトの洋装・和装ロケーションフォトチーム。大阪京都を中心に全国各地で撮影可能です。写真とヘアメイクだけの出張撮影から必要なものが含まれたパッケージプランまで豊富に取り扱っています。
旧三井家下鴨別邸でのフォトウェディングについて詳しく知りたい方はこちら
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