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京都府宇治市にある萬福寺は、和装でのフォトウェディング撮影場所として人気を集めているロケーション。広大な敷地内にはさまざまなフォトスポットがあり、屋外はもちろん、和室での撮影も可能なため、一つのロケーションながらバリエーション豊かな撮影ができます。 この記事では、萬福寺でのフォトウェディングを検討中の花嫁さんに、おすすめポイントや撮影の費用、撮影費用の節約ポイントなどについてご紹介します。

＜＜萬福寺のおすすめポイント！＞＞

1. 中国式のお寺ロケーション
2. 和装フォトウェディングにぴったり
3. 回廊の明かりがフォトジェニック
4. 広大な敷地でバリエーション豊富な写真が撮れる

萬福寺はどんなロケーション？

中国にルーツがあるお寺

萬福寺は、江戸時代に渡来した中国の僧侶「隠元禅師（いんげんりゅうき）」が開創したお寺。1661年から350年以上、京都府宇治市に鎮座しています。お寺の中は和の雰囲気の中に中国らしい異国情緒が漂い、境内や寺院のいたるところに中華風のモチーフが見られます。龍のお腹の柄を模した「蛇腹天井」や、卍の文字をくずした模様の欄干など、細かなところに中国が感じられるロケーションです。

「普茶料理」や坐禅体験も

萬福寺では中国の精進料理である、「普茶料理（ふちゃりょうり）」をいただくことができます（事前予約制・定休日あり）。華やかな見た目でヘルシーな普茶料理は、季節に応じて旬の野菜などが使われており、常時2種類、期間限定で3種類のコースから選んで食べることができます。また、4名以上からは坐禅体験も可能。さまざまな体験を通して、萬福寺の独特の雰囲気を楽しめます。

萬福寺の特徴やおすすめポイント！

季節の自然と撮れる

東京ドーム約2個分の広さを持つ萬福寺の境内は自然が豊かで、季節ごとに表情を変える景色を楽しむことができるのが魅力です。春は桜やツツジ、フジ、夏は新緑、秋は紅葉と、お二人の和の装いを引き立てる風景に。どの季節にフォトウェディングを行っても、素敵な写真が撮れるでしょう。

バリエーション豊かな撮影に

萬福寺は一箇所の撮影でもバリエーション豊かな写真が残せることがポイント。境内で撮れるのはもちろんのこと、和室での撮影も可能で、ウェディングフォト定番の正座ショットも残せます。漢字が書かれた背景のあるお部屋では、萬福寺ならではの一枚に。お二人の仲睦まじさが伝わるような、縁側に向かって座るようなポーズも撮っておきたいですね。

また、灯籠のような明かりが飾られた回廊も、萬福寺でフォトウェディングをするなら撮影したい人気のフォトスポットです。お寺の雰囲気と和装がよく似合い、SNSや年賀状での結婚報告用にも使えそうな写真を撮ることができます。

広大な敷地内にはさまざまな建物があるため、お堂や門とのショットだけでも種類豊富な写真に。また、周りに高い建物などがないため、枠内いっぱいに広がる空とともに、開放感のある写真が撮れるのも萬福寺ロケーションの魅力の1つとも言えます。

そのほか、「石条（せきじょう）」と言われる参道も、撮影しておきたいフォトスポット。正方形の平石をダイヤが連なるように敷かれたこの道は、龍の背の鱗をモチーフにしており、お二人が歩いている様子や、振り返りショット、新婦さんのソロショットにもおすすめの撮影スポットです。

萬福寺でのフォトウェディングに合わせる衣装やヘアメイクは？

萬福寺でのフォトウェディングには、どんな和装やヘアメイクを合わせたらよいでしょうか。

どんな和装が似合う？

撮影場所に合う着物の決まったルールはありませんが、もし白無垢と色打掛のどちらを着るか迷ったら、撮影時期によって決めるのも一つの方法です。例えば、春の桜や秋の紅葉の時期なら、その色合いを引き立たせるために白無垢を合わせます。反対に、夏の新緑や冬の時期で、色鮮やかなお花などがなく、シンプルな背景での撮影になりそうな場合は、色打掛の色柄がしっかり写真に映えるでしょう。

もちろん、衣装の選び方に決まりはありません。一番大切なのは、一生に一度のフォトウェディングで自分が好きな衣装を着ること。もし迷った時には、上記を衣装選びのポイントとして参考にしてみてくださいね。

落ち着いた雰囲気のタイプがおすすめ

ヘアメイクも同様にどんなものを合わせるのも花嫁さんの自由ですが、荘厳な雰囲気の萬福寺には、どちらかというとかわいらしいイメージよりは、落ち着いた印象のものが似合いそうです。かっちりめのシニヨンや日本髪などの和髪、もしくは洋髪でもほぐしすぎないヘアスタイルがより馴染むでしょう。ヘアアクセサリーについても、水引を使ったものや玉かんざし、金箔、お花飾りなら胡蝶蘭やユリ、あじさいなどを合わせると相性が良いかもしれません。

オススメのドレス・和装ブランド

この記事で紹介している写真は「TAKAMI BRIDAL」のウェディングドレスです。

萬福寺でのフォトウェディング費用・節約ポイント

萬福寺でのフォトウェディングにかかる費用について解説します。

費用は約20〜40万円程度

一般的なフォトウェディングの金額は、スタジオやプラン、衣装、ヘアメイクやフォトグラファーの指名料の有無などにもよりますが、おおよそ20〜40万円程度。萬福寺の場合は、施設使用料はかかりませんが、拝観料が1人につき500円必要になります。

IN MY LIFE PHOTOGRAPHYに依頼した場合の料金目安

今回の記事で紹介しているIN MY LIFE PHOTOGRAPHYさんだと約23万円で萬福寺での撮影が可能です。

ただ、和装の着数や撮影時間、ブーケ、アルバムなどオプションを追加する場合は料金も変動しますので、オプションを考えていたり撮影のこだわりがある方は契約前に確認してみましょう。

フォトウェディングの費用を安く抑えるには？

フォトウェディング費用をできるだけ抑えたい場合、以下のような工夫をしてみるのもよいかもしれません。

平日に撮影する

土日祝日よりも平日の方がプラン料金がリーズナブルなので、新郎新婦さんでお休みを合わせられれば、平日に撮影するのがおすすめです。土日祝日アップ料金が2万円〜6万円程度上乗せになるスタジオもあるため、平日であればその費用を抑えることができます。こういった土日祝日料金は、写真や衣装のクオリティを下げなくてもタイミングさえ合えば大きく節約できるポイントなので、上手に利用しましょう。

混雑時期を避ける

撮影スタジオによっては、桜や紅葉の人気シーズンでの撮影には、シーズン料金を上乗せする場合があります。料金もスタジオによりますが、おおよそ2〜3万円程度。もし、桜や紅葉との撮影にこだわらないという新郎新婦さんは、その時期を避けることである程度フォトウェディング費用を節約できます。

ブーケをレンタル

もしブーケにこだわりがなく、少しでも撮影にかかる費用を節約したい花嫁さんは、ブーケをレンタルするのもあり。その場合、お花は本物（生花）ではなく、アーティフィシャルフラワーやドライフラワーになります。さまざまなサービスがありますが、3泊4日で6万円〜が相場のようです。通常、生花のブーケだと、お花の種類やボリュームによっても変動しますが2〜3万円ほど。レンタルをすれば、少なくとも1万円程度は節約できるでしょう。

アルバムをDIY

スタジオのプランではアルバムを頼めるプランもありますが、自分でDIYをすることで費用を抑えられます。スタジオでアルバム制作を依頼すると、ページ数や表紙の素材の種類によって大きく変動しますが、おおよそ1冊2万円〜15万円程度。スタジオでの注文でアルバム代を節約する場合、2万円〜3万円台だと、ページ数が4〜6ページとかなり少ないボリュームになります。

自分で印刷会社や写真屋さんなどに依頼する場合は、1万円台でも40ページほどのアルバムに。納品もスタジオに比べると早いところが多く、10日程度で届くサービスもあります。また、レイアウトや表紙のデザインを選ぶなど自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。

最近では、印刷会社や写真屋さんだけではなく、ハンドメイドマーケットやスキルシェアサービスに依頼しておしゃれなフォトブックを作ることも可能。節約しながら、好みのアルバム制作にかける時間も楽しそうですね。

萬福寺でのフォトウェディングで押さえておきたいポイント

フォトウェディング撮影を検討している新郎新婦さんが押さえておくと役立ちそうなポイントをまとめてみました。

事前の撮影許可申請が必要

萬福寺でのフォトウェディングには、施設使用料を納める必要はありませんが、事前の撮影許可申請が必要です。フリーのカメラマンやヘアメイクに依頼する場合は、申請をどちらで行うのか等あらかじめ打ち合わせをしておくとスムーズです。IN MY LIFE PHOTOGRAPHYに依頼する場合は事前に許可を取ってくれます。

敷地内での食事はNG

萬福寺の敷地内では食事をすることが許可されていません。そのため、フォトウェディングの撮影小物としておだんこやドーナツなどのお菓子を持ち込んで食べているポーズで撮影、ということは控えましょう。撮影小物を持ち込みたい場合は、食べ物以外でガーランドや扇子、ぬいぐるみあたりがよさそうです。

萬福寺での撮影の流れ

IN MY LIFE PHOTOGRAPHYでの萬福寺で撮るフォトウェディング撮影は、次のような流れとなっています。

1. 問合せ
2. お打合せ
   オンライン or ご来店にてヒアリング（約1時間）
3. 見積りの提示
4. 契約手続き・撮影日確定
5. 衣装合わせ、撮影小物の決定
6. 撮影
7. 納品

萬福寺で、最高の和装フォトウェディングを

中国のような雰囲気が漂う、珍しいお寺の萬福寺。

広い敷地内でさまざまな建物や季節の自然を楽しみながらフォトウェディング撮影ができるので、バリエーション豊かな写真を残したい新郎新婦さんにおすすめのロケーションです。建物がたくさんある分、フォトスポットも多いので、あらかじめ萬福寺で撮影された先輩花嫁さんたちのウェディングフォトを見て撮りたいスポットを把握しておきましょう。そうすると、フォトグラファーにリクエストができるので当日に「ここでも撮りたかった！」という漏れを防げます。事前に情報収集をして、当日は最高のフォトウェディングを叶えましょう！

IN MY LIFE PHOTOGRAPHY

「あなたの人生の愛を撮ろう」がコンセプトの洋装・和装ロケーションフォトチーム。大阪京都を中心に全国各地で撮影可能です。写真とヘアメイクだけの出張撮影から必要なものが含まれたパッケージプランまで豊富に取り扱っています。